ピンホールメガネが視力回復にいいはウソ!?
視力回復にピンホールメガネが絶大な効果を持っているというような記事を見かけたことはあるでしょうか。
視力回復については国民の関心が高いことから、口コミなどでどんどんと噂が大げさに広まっていくということもあります。
実際にピンホールメガネが視力回復効果を持っているというのならば、役立つことは間違いなしなのでピンホールメガネの真実に迫ってみるのもよいでしょう。
ピンホールメガネの効果
まずはピンホールメガネの効果についてですが、毛様体筋を休める効果や虹彩筋を鍛える効果があるとされています。
これらが視力にどのように働いていくかを詳しく調べていけば、ピンホールメガネの真実が見えてくるでしょう。
ピンホールメガネの形状を見てみるとわかるのですが、無数の小さな穴が通常のメガネのレンズの部分にあけられています。
これによって毛様体筋を使わずとも網膜に焦点を合わせられるようになるのです。
毛様体筋を使わないで焦点の調整ができるということは、毛様体筋を休めることにもなり、これがピンホールメガネの毛様体筋を休める効果があるという部分に繋がっているのです。
皆さんの中に目を細めた時に遠くがよく見えるというような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ピンホールメガネの原理はこれと全く同じ原理で、光源がメガネにあけられている小さな穴からとなることによって入る光の量が限定され、水晶体を通る光の屈折を少なくすることができるのです。
屈折が少なくなるということは焦点の距離も長くなり、より遠くのものが見えるというわけです。
ピンホールメガネで虹彩筋が鍛えられる原理
次にピンホールメガネを利用することによって虹彩筋が鍛えられるという点についてですが、ピンホールメガネから入る光を見る目は常に明るい部分と暗い部分を見分けています。
これは目の中に入る光の量に常に変化があらわれているということでもあるので、光の調整を行う虹彩筋が通常よりも働く状況を作り上げることができるのです。
筋肉は活動すればするほど鍛えられるので、このことからピンホールメガネを使うと虹彩筋が鍛えられるというわけです。
ピンホールメガネの原理の詳細を確認することで、毛様体筋を休めて虹彩筋を鍛えるという効果が真実であったことがわかりましたが、肝心なのはこれが視力回復に繋がるのかということです。
結論を言うと、ピンホールメガネを利用することで極軽度の近視が回復することはあるが、重度の近視については改善する見込みはないということがいえるのです。
ピンホールメガネのように毎日の生活でリラックスしながら視力回復をしたい方は下記のページをご覧ください。
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